なおぴょんの傷んでいる髪に、ＤＯ－Ｓの３点セットで２週間のホームケアを行ってきました。今日は、現在の様子を２週間前の写真と比べて見ていきたいと思います。
これまでの経過は、こちらを参考にしてください。
ＤＯ－Ｓのシャン・トリＳＰ・ミストＳＰの３点セット
以前からＤＯ－ＳのシャンプーとトリートメントＳＰがなかなか良さそうだとは思って短期使用はしていたのですが、ミストＳＰまでをセットにして継続使用するのは初めてです。なおぴょんには、1月30日から2月13日までの２週間、この３セットを使用してもらいました。
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このうち、ミストＳＰの髪を内部から補修する力によって
【しなやか・やわらか・まとまり】のある髪の毛が戻ってくることを目標としてホームケアを行いました。
※なおぴょんは、普段、ヘアケアの最後の段階でケラスターゼのオレンジをつかって仕上げを行っていますが、ケラスターゼのオレンジは可成り優秀なコンディショナーで、ブロー後にこれをつけると、まとまりのある髪が即時に実現します。しかしながら、ケラスターゼは基本的に髪をシリコンなどでコーティングしてコンディショニングするタイプの製品なので、結果は同じまとまりでも、洗髪すれば髪は元に戻ります。そこで、今回の撮影はすべてケラスターゼは使わないで3点セットでケアした後に単純にブローするだけで髪の毛の状態を見せていただきました。ノンシリコンのＤＯ－Ｓと補修成分入りのミストでどこまで傷んだ髪が直っていくのかに注目です。
ＤＯ－Ｓのミストは、γードコサラクトンとリピジュアの２成分を中心として髪の内部の補修効果をねらった製品です。
最初にクローズアップをご覧ください。
※以降、写真はすべて左がスタート時、右が２週間後の撮影です。拙くて露出が異なりますので色はあまり参考になりません。
２週間を経て、髪の毛が
【しなやか・やわらか・まとまり】を獲得できている
のが分かります。まだ、巷でみられる美髪とまではいきませんが、一本一本の髪の毛同士が寄り添うようになり小さな髪の束が見られます。
補修成分のドコサラクトンとかリピジュアはきっちり働いてくれていると思います。補修はうまくいっていて、それなしではこの結果は得られないと思います。２月の初旬に、なおちゃんがカラーをかけたときにガツンと髪が傷みを増しましたよね。あの状態のままエステルオイルやシリコンを使っても、ツヤとかサラサラ感は上がってもまとまりは得られなかったと思います。
あの傷みの後に、オラプレックスNo.3や今回のドコサラクトンなどをコツコツ使ってきました。これで髪の内部をしっかり補強してきたので、今回使っているDO-SのトリートメントSPとミストの髪の毛の表面を整える成分の効果が出てきていると考えているんです。
ほら、普通のAIミストで、また髪がガシガシになったでしょう。それが、SPミストではならない。ところが、普通のミストとSPミストの差は成分で見ると髪の毛の表面を整える界面活性剤の差なんです。おそらくは、SPはドコサラクトンとリピジュアは逆に薄くなっているのではないかな。
全体やや右から （1枚目はフラッシュなし、２枚目はあり）
画像をクリックすると拡大します。
同じく左側から全体 （フラッシュなしに続きあり）
２週間後の写真では、髪の毛が小さな単位の束をつくろうとしているのが分かります。おそらくは、このままＤＯ－Ｓセットを使っていけば、まとまろうとする力がやがては全体を包んでくれると思っています。
最後に真後からです。 最初フラッシュなし次あり
まとまれるという事は、髪の毛同士がお互いを遠ざけずに寄り添っているわけです。傷んだ髪は髪の毛の表面がマイナスに帯電していて、その電気の斥力のおかげで寄り添ってまとまる事ができないようです。
その静電気がなくなると、髪は寄り添って流れるようになり、しっとりとした手触りも得られるようになります。そのために、補修をしっかり行い、その後で表面を整えることを行うのが良いのではないかと思います。
結論：ＤＯ－Ｓの効果は素晴らしい
補修するヘアケア製品としては（１）ケラスターゼグリーン（マレイン酸）（２）オラプレックス（マレイン酸誘導体）（３）DO-S（ドコサラクトンとリピジュア）あとはもう少し使い込んでみたい（４）チェリッシー（ドコサラクトンとリピジュア）を試してきました。どれも手触り感でいうと髪の状態の変化が見られ補修がしっかり行われているなと思います。
気をつけなければいけないのは、補修することが髪の毛同士の親和性を高めてくれるのではないので、まとまりを出そうと思うならばその方策を講じなければいけないという事です。親和性を高める効果を求めるには、今のところ「DO-SのトリートメントSP」を用いるのがいちばん良いと思います。この親和性を得るところまでを考えると、DO-Sのシャンプー、トリートメントSP、ミストSPの組み合わせが最もパフォーマンスが高いと言えます。
もし、DO-Sのミストでバリバリになってしまうという場合には、まずはDO-Sのシャントリだけを使い込んでから、ミストは量を減らすか薄めて使ってみることを勧めます。
もう少し踏み込んで言うと、ある程度補修効果が感じられたらミストは終わりにして、しっかりトリートメントSPを使い込んでいくといいと思います。いつまでも使っていると、髪の毛の剛性が上がるばかりで、しなやかやわらかでなくなってしまいます。それはそれで問題です。
また、補修さえうまくいけば、量をコントロールすることで同じ効果が【チェリッシーのトリートメント】でも【オラプのオイル】でも得られるのではないかと思っています。
最後に、昨年9月の写真と2月現在の写真をご覧ください。
9月13日
2月13日
これから…
なおぴょんに関して言うと、髪の毛の剛性が上がりはじめていると思います。そろそろDO-Sのシャントリだけにしてもいいかな。
なおぴょんは、髪のお手入れプロトコルとしてはケラスタのオレンジに絶対の信頼を置いているので、しっかりシャンプーして時々は頭皮のシリコンをしっかり落とすという前提で、DO-Sのシャントリ＋ケラスタですね。チェリッシーにできれば安く済みますが。
そのうえで、次に試すのは【ゆうらくが大好きなジョンマス】製品ですね。ドコサラクトン、マレイン酸、リピジュアなどは使っていないのですが、既になおぴょんの補修はある程度成立してるので、ジョンマスの【アロエベラエキス】と【ホホバ種子オイル】【アルガンオイル】を使いつついろいろなヘアスタイルを楽しんでもらいたいです。
そうしているうちに、ゆうらく手作りの髪の毛の表面を整えてくれるヘアミストが出来てるかもしれない(笑)。これは、ジョンマスのミストを参考に研究しようと思っていますよ～。
以上、傷んでいる髪を再生するプロジェクトは一区切りにするつもりです。
この数か月、一時は絶対戻らないと冷や汗がだらだらの修羅場もありましたが、傷んでいる髪を切ってしまう前に試せることはありますので、傷み髪をかかえている方々、諦めずにやってみてくださいね。
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