傷んだ髪をDO-Sでホームケア開始です

ひどく傷んだ髪をDO-Sのシャンプー・トリートメントSP・ミストSPでホームケア

これまでいろいろな製品を用いてなおぴょんの傷み髪を復活させる試みを行ってきました。

カラー・ブリーチ・縮毛矯正などで傷んで過剰な乾燥状態となり、しなやか・やわらか・まとまりを失ってしまった髪を傷みのなかった状態に再生・復活させることは多くの人が望んでいることです。

しかしながら、傷み髪を根本的に完全に元の髪に戻すことは一般的には不可能と言われています。細胞がつくり出したケラチンタンパク質などの生体高分子からなる髪の毛は生きている細胞がつくり出したものであるが故に、それを人工的に構成し構造化することは人工的に生体をつくることに等しい事です。それがほぼ不可能に近い事であることは誰しもが納得することだと思います。

現在は、その事実を踏まえた上で、髪の毛の有り様を傷む前と同様に変える製品が多く世に出ています。事実、使用直後には髪の毛の合成強さが激変するようなコンディショナーは希少なものではなくドラッグストアで気軽に購入することができる時代となっていると思います。そのような製品の多くが、髪の毛の表面に様々な物質(例えばシリコンや保湿剤)をコーティングすることで目的とする効果を生み出しています。

表面にコーティングするタイプの製品はコーティングがなくなると髪の毛は元の状態に戻ってしまいますが、その性能は効果的なものが多く、自分の目的に合致した製品は長く愛用されているようです。

これに対して、少なくない数の製品が髪の毛の内部構造補強や新たな成分を固定的に加えることで、落ちにくいある程度永続性のある変化=再生・復活に近い変化をもたらすものとして出現しています。

美容と化学のコスメトークではなおぴょんの傷み髪を再生しようと、コーティング製品の効果を認めつつ、構造的な変化から傷み髪の再生・復活につながる方法を調べています。

これまで、モーガンズ、ナデル、ファンケル、ミルボン、ジョンマスター、ケラスターゼ、そして直近ではオラプレックスも使ってみました(コスメトーク記事になっていない製品もあります)。概ねどの製品もしっかりした効果を持ち、中には内部構造の復活を感じさせる製品もありましたが、最終的にコスメトークで再生の目標に掲げている中長期の持続性を有した【しなやか・やわらか・まとまり】のある髪の状態を得られたものは、まだありません。オラプレックスでも最終的な仕上げのためにオイルを用意している事でもそのあたりの事情は伺うことが出来ます。

(済みません、前置きが長くなりすぎています・・・汗)

【しなやか・やわらか・まとまり】を得るためには何を変えれば良いのでしょうか

なおぴょんの抜けてしまった髪の毛を手に取ると、確かにうねっていて乾燥した感じがあります。でも、そんなにごわついた感じではありません。ツヤもあるしさらりとしているのです。度重なるカラーや縮毛矯正でおそらくはダメージホールなども少なからずあるとは思うのですが、いろいろな内部補修剤を試してきて、剛性感や強さというのは高まっているように思います。でも、しなやか・やわらか・まとまりはないのです。ここまでやってきて、ゆうらくは髪の毛の構造を補修しても求めているものは得られないと考えるようになってきました。

おそらくは、これは髪の毛1本1本の関係、結びつきとか寄り添えるか否かといった『関係性』が変わらなければ目標には到達できないと考えるようになりました。(このあたりは直前の記事にも書きました)

関係性を決定づけるものは何か?

それでは、関係性を決定づけるものは何か?ということになります。実は答えは多くの皆さんが知っていることです。つまり、関係を決まるのは髪と髪が接するところにあるものの性質です。すなわち表面の性質であり、とするならばそれはキューティクルの性質です。表面の性質が復活すればキューティクルがなくなってもいい・・・とすら思っています。まあ、それは止めた方が良いでしょうけれど。

それをコーティングではなく恒常的に実現する何かを探そうと。キューティクルを補修するとうたっているものは、調べるとすぐ出てきます。ヘマチン、γードコサラクトン、リピジュア、すぐにこの3つがあがってきました。

ちなみに、内部ケラチンタンパク質を補修すると言われているものは、マレイン酸(またはその誘導体)、や加水分解ケラチンなどがります。マレイン酸誘導体はオラプレックス、マレイン酸はケラスターゼグリーンに含まれます。この2製品は髪の毛の剛性感を著しくあげると感じています。でも、キューティクルは補修しない。

DO-Sで行きます

γーラクトンを含む製品で目についたのは、DO-Sの結構古くからあるAI-MISTです。リピジュア(日油化学)はかなり多くの製品に含まれていますが、試してみる製品としては、おなじくDO-SのSPミストを選ぶことにしました。

これらのミストはアウトバスとして用いて加熱によって補修を行うと説明があるものです。

ミスト単独でシャンプーとコンディショナーは任意の製品を使うことを考えていたのですが、実は試用中に原因不明のトラブルがありまして、それを回避するために、全てのヘアケア製品をDO-Sのシャンプー・トリートメントで揃えて使い込んでいくことにしました。
(原因不明のトラブルというのは、オラプレックスとAI-MISTを併用したときに髪の毛がまるで石けんを使ったときのようにバリバリになってしまうというトラブルです。なおぴょんはもう切らなければ無理かと思ったという怖ろしい状態となりました)

他にもDO-Sのトリートメントにホホバ種子油が多く含まれていること、一回なおぴょんがスポットで使った時に結構良い感触を持ったことなども選択の理由です。十分な量を用意しましたので、1月下旬からなおぴょんが継続使用中です。結果は2月中旬にはご報告できると思います。

DO-SのシャンプーとトリートメントSPをかけた後、今日ミストSPをスプレーしてブローしました。

皆さんは、この髪を見てどう思いますか。乾燥してかすれたような傷みがあると感じておられるのではありませんか。いろいろと試したのちの状態としては厳しい状態だと。

しかしながら、ゆうらくは、この写真に見られる小さな髪の毛の束があることを、よい兆しとして見ています。このような、寄り添って小さな束をつくらせようとする髪の毛の力が、やがて全体を束ねてくれるようになるのではないかと思っているのです。

次回へ続きます。

 

 

以下は、傷んでいる髪の再生に向けて書いた順の関連記事リストです。
ご覧いただければ幸いです。

レプロナイザー・ヘアビューロンで【サラサラ・ツヤツヤ】な髪
レプロナイザーから酸リンス(シーズン1)

バイオプログラミングのヘアビューロン(ストレート・カール)とレプロナイザーは、遠赤外線の力で、髪の毛の必要とする水分をキープしながら過剰な水分を徹底排除。その威力は、なおぴょんの髪の毛を良い状態にしてくれました。ただし傷んだ髪を補修することはできません。そして、酸リンスの効果に気づいたのち、本格的なヘアケア製品探しがはじまるまで(シーズン1)

*傷んだ縮毛はなおるか?なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(1)

*ヘアビューロン180℃に耐えられるか?

*レプロナイザーの効果 / なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(2)

*酸リンスって何?/ なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(3)

*コンディショナーは一本一本にしっかりつける/傷み毛再生PJCT(4)

【しなやか柔らかまとまり】を求めて/傷み毛再生プロジェクト(シーズン2)スタート

本格的なヘアケア製品の試用をはじめました。みなさんおなじみの、モーガンズ、ジョンマスターオーガニック、トゥヴェール(ちょっとマイナーですかねヘアケア分野では)などからオラプレックス、DO-Sと進んでいきます(シーズン2)。どうぞご覧ください。

*しなやか柔らかを求めて/傷み毛再生プロジェクトdiv2

*ひどく傷んだ髪のヘアケアはトリートメントで【DO-Sの場合】

*ひどく傷んだ髪のヘアケア【カラーで振り出しに】

*オラプレックスホームケアNo.3,4,5チャレンジをスタート

*ひどく傷んだ髪をオラプレックスでホームケア1週間経過後

*傷んだ髪をオラプレックスでホームケア【まとめ】

*傷んだ髪をDO-Sでホームケア開始です

以上

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