なかなか本格的な寒さがやってこない中、久しぶりに信州佐久は望月町春日温泉にあるレストランさんざさんへ行ってきました。
さんざさんは究極の美容食レストラン
さんざさんの特徴は、素材の質にこだわり、素材の味を生かしてシンプルでありながら最高の味を追求しているところにあると思うのですが、コスメトークでご紹介するのは、ここが究極の美容食レストランだとわたくしが感じているからです。
特に最近は、自然有機農法でつくられた欧州野菜の生産者の食材を使うことで、余計なものを使わないピュアな料理にさらに磨きがかかっていると感じています。
今日のコース料理をご覧いただきましょう。さんざさんの料理は全ておまかせのコース料理です。料金には三種類ありますが、真ん中の料金のコース以上に特色のひとつである野菜のお寿司が入りますので中以上をお勧めします。料金はお問い合わせください。
かぼちゃのポタージュレモングラス、パンは海苔、ケシのみ、高麗人参のパン。
大根のニョッキと欧州野菜、サホーク羊の腎臓、モズクカニ
野菜のお寿司、鯛と八種のキノコクリームソース、熊肉のハンバーグ
デザートはプリンと栗のガトーショコラでした。(写真なし)
ところで、熊肉のハンバーグと聞いてどんな印象をもちますか。
獣獣した油、硬い肉ではないでしょうか。
たしかに肉は硬いそうで、それを解消するためにミンチにしてハンバーグとしたのだそうです。
けれども、獣獣した油というのは間違っていました。
なんと、熊の油はとてもさらりとした油だというのです。
熊の油!ひょっとしたらそれは・・・
そういえば、熊の油は猟師さんたちの怪我の傷薬になったり、火傷の薬としてよく効くという話を聞いたことがあります。
さんざのシェフもマダムも火傷の多い仕事柄日常的に熊の油のお世話になっているのだそうです。
そして、マダムのお母さまのあかぎれを一晩で治したこともあるとか。
そう、熊の油はスキンケア能力があるのだそうです。
そう聞いたら、やってみるしかないでしょう(笑)!幸い、少しだけ分けてもらうことができました。
これが熊の脂です。
これを、湯煎して油を液化します。熊の油は液化しやすい。手に塗るととてもよく浸透するそうです。
熊の油はエステル油かもしれない!アンミオイルのような・・・
煮ながらさらにはさみで細かく切り、水面に油が出きったところで茶こしで残留固形物を取り除きます。あとは冷やします。
思ったより収量は少なく、小さなビーカーの底に少量です。
びっくりするのは、冷蔵庫から取り出したそばから融けて液体になっていきます。
匂いはあまり強くなく、獣的のかけらもありません。
ちょっと使い込むほどの量ではありませんが、使用レポートは後程ご報告したいと思います。