ビタミンA(レチノール) ビタミンコスメ 美白

レチノールって何だろう?VCJD7

ビタミンC(トゥヴェール)~ビタミンA(エンビロン~ピュールボーテ)・ビタミンジャングル7

これまで、コスメトークではスキンケア製品についてはビタミンを含むものに注目して、試したりその考え方を紹介してきました。ハイチオールリポCなどの飲むビタミンCトゥヴェールの豊富なビタミンCスキンケア製品や自分でブレンドしたビタミンC美容液を使ってなかなか楽しい体験をしてきました。最近では、以前の記事ビタミンジャングル3で、ビタミンAの効果や使用法の話をしました。ビタミンAは、ドクターズコスメに効果が著しいものがあるとをなおちゃんから聞いて、高価なものも含めて、現在使用しているところです。国内製品だけでなく、iHerbで購入した安価な外国製品もいろいろと使用してみています。

ビタミンAに関しては、エンビロン創始者Dr.フェルナンデス氏の著した【スキンケアハンドブック】を参考にして、特に、ピーリング二―ドリングなどの浸透助長法と、レチノールエステルについてを学びました。
また、東大の美容皮膚のDrである吉村氏のサイト「美容医学への扉」も大変勉強になりました。

今回の記事では、ビタミンAについて、自分で学んで分かりにくかったところから整理しつつ、今現在ビタミンジャングルを彷徨いながら、その中でみつけたアイテム(笑)につても触れていきたいと思っています。どうぞ、しばしの間お付き合いください。

1.「レチノール」を調べると出てくる語句・・・

ゆうらく
なおちゃん、今日はよろしくお願いします。今日は眠くならないように頑張って説明もしていこうと思います。
なお
はい、こちらこそよろしくお願いします。眠らないように頑張ります。でも、こないだ先に意識と言葉を失ったのはゆうらく氏のほうでした(笑)。
ゆうらく
いやー、だって、レチノールって検索するとですね、似たような言葉がたくさん出てくるんですよ。それのどれもが、関連していて、おまけに、全部ひっくるめて「ビタミンA」でいいとか言われちゃうと、もう何が何だか分からなくなってしまいます。


これはレチノールの分子模型です。レチノールの中でもオールトランス型のレチノールです。

なお
最初に、今日の話に出てくるビタミンAと呼ばれるものは全部出しちゃったらどうですか。
ゆうらく
そうですね。最初に、「ビタミンCもいいけれどビタミンAはもっと過激で即効性がある」という話はなおちゃんから聞きました。トゥヴェールのビタミンCで自分の肌が健やかになっていくのを感じていたので、よし、そっちも調べて使ってみようとはじめました。
で、ビタミンAについてしっかり調べたら、まずはビタミンAはレチノールと呼ばれるって出てきました。ビタミンCでもそうでしたが、皮膚のところでビタミンCとして働くようになる物質は幾つもありました。ビタミンAも細胞内に入ってからビタミンAとなるようなものプロビタミンAともいう)は「ビタミンA」と呼んでしまいます。

で、ビタミンAを検索すると、大体【レチノール】【レチナール】(ノとナの違いだけですけれど異なる物質です)【レチノイン酸】が最もよく出てくる名前です。この三つをまとめて【レチノイド】といいます。

【レチノール】【レチナール】【レチノイン酸】の三つは類似物質なのですが、物質としては異なるものです(分子式が異なります。レチノールC20 H30O、レチナールC20 H28O、レチノイン酸C20 H28O2)。
ところが、それぞれについて、
同じ分子式でも構造の異なるものがあり、それが別の名前で呼ばれることがあります。
【トレチノイン】(オールトランスレチノイン酸)と呼ばれるものがそのひとつです。他にも別構造のものがありますが、ここではトレチノインだけ知っておいてください。なぜかっていうと、このトレチノインがいちばん効果が大きいんです。レチノールの100倍という資料もあります。東大の吉村ドクターはこれを【アトラ;atRA】と呼んでいます。

なお
ゆうらく氏!!すでに訳分かんなくなりつつあります。
ゆうらく
ははは!僕だって、なかなかおぼえるまで大変でした。でも、大丈夫ですよ。ポイントを押さえれば。ポイントっていうのはですね、まずは三兄弟をおぼえるんです。

レチノイドは三兄弟で覚えとく

なお
三兄弟って、さっきの三つですか?
ゆうらく
はい、【レチノール】【レチナール】【レチノイン酸】です。この三つは兄弟と言っていいです。
いちばん上の兄弟がレチノイン酸で、
まんなかレチナール
末っ子レチノールです。
いちばん年長がいちばん運動能力も高いようにレチノイン酸がいちばん強いです。後でいうレチノール反応もレチノイン酸がいちばん強いです。

なお
ビタミンA三兄弟ですね!
ゆうらく
もう少し、詳しく言うとですね、この三つの関係なんですけど、酸化して得られる関係なんです。
レチノール酸化するレチナール
レチナールをさらに酸化するレチノイン酸になります。
酸化すると、レチノール>レチナール>レチノイン酸
レチノールアルコールと呼ばれるグループの物質ですが、そのアルコールを酸化するとアルデヒドと呼ばれるグループの物質になります。
さらにアルデヒドを酸化するカルボン酸になります。
この変化って、実はかなり身近なんですよ。お酒ってエタノールっていうアルコールだってのは知ってますよね。そのおエタノール飲むと体の中で酸化されてアセトアルデヒドっていう物質になります。
なお
それって、二日酔いの元ですよね!
ゆうらく
そうそう、アルデヒドを分解する酵素が少ないと悪酔いします
で、分解することが出来ると、アセトアルデヒドはお酢(酢酸)になります
エタノール>アセトアルデヒド>カルボン酸という変化です。
レチノール>レチナール>レチノイン酸も同様な変化なんですよ。
だから、レチノールを取り込むとやがてはレチノイン酸という一番効きめの強いビタミンAになりうるんですね。
なお
だから、レチノール入りのコスメがあるんですね。なんだか、三兄弟っていうので少しわかりやすくなりました!
ゆうらく
まん中レチナールなんですけど、自我が出始めのころ合いみたいで不安定なんですよ。はやく大人になりたい・・・
なお
えっ?本当に?
ゆうらく
はい、不安定なのは本当です。

トレチノインは剛直

なお
それじゃあ、【トレチノイン】何が違うんですか。
ゆうらく
健康優良児ですね。体ががっちりしていて元気が特にいい
なお
それ、ホントなんですか
ゆうらく
硬くて剛直ってのは本当ですよ。曲がってないで真っ直ぐな棒ですね。形の上の話ですが。
でも、いちばんレチノール反応を起こします
なお
へえ~なんだか人間界の話みたいです

レチノールエステルも知っておきましょう

ゆうらく
もうひとつ知っておきたいレチノ-ルのありかたが、【レチニルエステル】です。レチノールは末っ子、あっちこっちに行って迷子になりやすい。なので
なお
迷子にならないように、おにいちゃん(この場合のお兄ちゃんは一番上の兄ではなくてです:ゆうらく注)に手をつないでもらう
ゆうらく
なおちゃん、すごい。それ、ズバリですよ。
パルミチン酸というおにいちゃんに手をつないでもらったのが、パルミチン酸レチノール
酢酸というおにいちゃん(べつにお姉ちゃんでもいいですけれど)に手をつないでもらったのが、酢酸レチノールです。
ふらふらしないで、安定します、手をつないでもらうと。
この手をつないでもらったレチノールレチニルエステルっていいます。
ちなみに、細胞にビタミンAを貯めておく場合、細胞内でちゃんと手をつないでキープしてるんですよ。つまり、細胞内にためるときはレチニルエステルの形で。

あとはですね。この末っ子が双子で手をつないでるのがβ‐カロチンです。手を離すとレチノールになると思ってくれればいいかな(ちょっとラフな例えかな(^^;)) 。

というわけで、レチノール関連の物質で押さえておきたい物質はすべて覚えられました!グッジョブ!

2.セルフケアではレチノール反応は起こさないほうがいい?

ゆうらく
レチノイド=ビタミンA三兄弟を皮膚に塗布すると、レチノイドを塗ることのメリットターンオーバーが促進されて
表皮メラニンの排出による美白
表皮肥厚によりハリが増えシワ対策にも)』
角質はコンパクトになることでニキビ治療効果が高く』
という効果が期待できます。
ところが、塗布後二週間程度の後に、皮膚の赤み、皮むけ、かゆみが出ることがあります。
これをレチノール反応といいます。
さらに、それを越えてレチノイドを塗布していると、レチノール反応は起きなくなといいます。
なお
越えなくちゃいけないレチノール反応!レチノールに耐性ができるのですよね。
ゆうらく
ところが、レチノール反応に耐性が出てくると、レチノールの効き目も弱まってしまうらしいのです。
なお
脱皮的に効果が出てくるのではないと?
ゆうらく
実際に赤くなって皮が剥けて、その後にツルツルになるという写真がありますからね~。
塗れば効果が見込めるんですが、塗りすぎるとだめだっていう事と思っていいのでしょう。
レチノール反応皮膚炎のような症状です。それゆえ、それに伴って気をつけなければいけない点があります。
それは、炎症に伴う色素沈着です。炎症を起こすとそこにシミが出来る。部分的でなくても全体に色素がたまる
なお
えっ、それは困ります美白効果があるんじゃないんですか?
ゆうらく
実際には、表皮が入れ替わるから色素も一緒に棄てることができるので、しっかり美白♥なんですが、レチノール反応が起きたら、色素がしっかりつくられてしまう。本末転倒です。医療シーンでは濃度も高いので効果もしっかり、それによる色素沈着を防ぐ目的でハイドロキノンを使うようです。ちなみに、レチノールでも真皮の色素を減らすことはできないようです。あくまで表皮。また、医療シーンでのレチノールの濃度はとても濃いです。
なお
確かに、レチノール製品使うようになってから、友達に会ったとき、南国に行ったかと聞かれたことがありました。ローラーとかで顔を赤くするようなこともありました~。やり過ぎはいけないな~
ゆうらく
そうですね、レチノール反応二―ドリングピーリングでも、皮膚炎状態を作るのは少ない方がいいですね。 ビタミンAも、できれば、レチノール反応が起きる手前の濃度で止めといたほうがいいと思います。コップに水は注ぐけれど溢れさせないようにですね♥。このあたりは、エンビロンが効果の穏やかなレチノールエステルも配合している理由のような気がします。
なお
エンビロンは、お手てつないでるのもあるんですね(笑)。

3.市販品ではレチノール反応は起きにくい?

ゆうらく
レチノール反応は避けたほうがいいんじゃないかと言いましたが、医療の場面では、レチノール反応を起こす前提、つまり高濃度のレチノイドを用いる治療が行われています。高濃度でないと効果がはっきりと出ないからです。お医者さんは、低濃度の市販品の使用ではレチノイドとしての効能は期待できないと言ってるんですよ。1~2万円のレチノール製品でも保湿目的に留まるというのです(前出東大吉村先生)。
なお
でも、実際のところ、私の場合は、エンビロンで使いはじめからハリやツヤを感じることが出来ていると思います。
ゆうらく
見た感じでも、エンビロンスタート以来2週間程度でかなり明るくなってるように思います。「使ってますよ」という自己暗示の効果を否定はしませんが、若返ったなというのが率直な感想です。感覚というのはなかなか数値には表しにくいですし、今までも、外見ではあまり変化はないのに手で触ると全く別物になっているというような経験はかなりしてきましたよね。
なお
エンビロンの場合は、最初にトーナーを使うんですが、これがピリピリ感満載で、その時点から引き締まり感がありますので、レチノールを使ったときの感触が分かりにくいという事も言えると思います。でも、このはじまりのピリピリ感がエンビロンの印象です。火照った感じで、効くぞっていうような気がします
ゆうらく
それとレチノール反応についてですが、やはり市販のレチノール製品はすぐに分解しないようにとレチニルエステルの形で含まれている製品が多いと思うのですが、そのレチニルエステルでは、レチノール反応は起こりにくいと思います。 実は、私ゆうらくがこの二ヶ月ほど、内外のビタミンA製品をいろいろとつけてみているんですが、肌の具合がかなり良くなっている実感こそあれ(あまりはっきりとは言えないのですが、ホホが引き締まったとか目の下の格子模様のシワが塗るのを止めたら現れたとか)、レチノール反応というのが起こっているようには思えません。(じつはこれを書いている5月2日ですが、顔の赤みは出てきてるかもしれません最近塗ってるのはレチノールが多いですから。ただ、いったいどれが赤みをもたらしてくれているのか、節操なくあれこれ塗っているので・・・・分かりませんOrz。)

4.エンビロンとビタミンA

前出の東大吉村ドクターのページのよると、「レチノイドをオイルに混ぜたものは皮膚への浸透性が悪い」という記述があります。レチノールエステルもオイルに溶かして製品化されるが、皮膚への浸透はとても小さく薬としての働きも小さいと言われているんです。曰く、1万円のものも効能は保湿。ドクターはゲル状にして作りたてを処方しているようです。
わたしゆうらくは、基本的に「油溶性のものは浸透性がそこそこある」ものだと思っていたのですが、それがレチノイドには通用しないらしいのです。おそらくはレチノイド共通にもっている分子末端の親水基のせいではないかなと思っています。

ゆうらく
エンビロンの製品は、基本的にサロンやドクター経由で購入するシステムをとっています。これは、起こりうるレチノール反応に対応する事や、段階的にレチノール濃度を上げるて不要なトラブルを避けようという側面があると思うのですが・・
なお
わたしもそう思っていました。カウンセリングを受けつつそれぞれの人に合わせた処方が必要なのだと。濃くするにはまずは低濃度を40日間使ってからでないと買えない・・・。
ゆうらく
ところがですよ、実際にエンビロン製品でレチノール反応が心配されるレチノールが含まれているのは一部の製品のみです。
なお
えっ、そうなんですか。
ゆうらく
たとえば、ベーシックなモイスチャーシリーズっていうのがありますよね。

なお
はい、オレンジ色のシリーズです。トーナー、ゲル、クリームがあります。

エンビロン製品のキャラクター分けはこちらの記事を参照ください。

ゆうらく
このシリーズに含まれているのはレチニルエステルのみです。なおちゃんに、いちばん濃いのを使ってもらいましたが、レチノール反応は起きてないですよね。レチニルエステルとしては、パルミチン酸レチノール、プロパン酸レチノール、酢酸レチノールが異なる濃度で含まれてると思いますが、作用としては穏やかです。
エンビロンのフェルナンデスドクターはピーリング力のあるアルファヒドロキシ酸に関しても、
「できるだけサリチル酸のような力のあるものより乳酸のようなマイルドなものを使った方が良い」という考え方を持っているようです。

有効性のはっきりしている成分をしっかり使う。使って積極的なお肌のリフレッシュを目指しているが、美容用途では過度な炎症は抑えていこう。という意図を感じます。

なお
実際にレチノールエステルではなくてレチノールを含んでいるのはどの製品ですか
ゆうらく
多分ですね、フォーカスバイブランスシリーズ(ダークレッドのやつですね)のAブーストセラムだけのような気がします。
ちなみに、このフォーカスバイブランスシリーズのトーナーには乳酸だけでなくパワフルなサリチル酸も含まれていたように思います。 このフォーカスシリーズのクレンジングタイプの製品(コーラルブルー)の リアスキンローションもサリチル酸が入っていまして、角質のケミカルピーリング効果が高そうです。これについては、後程なおちゃんに使ってもらおうと思っています。それとも、ちょっとここのところ刺激物ばっかり塗ってもらっていますから、ゆうらくが行きますかね~。
なお
オホン!かかってきなさい。
ゆうらく
おっと、また話が逸れそうになりました!で、エンビロンは穏やかにおだやかにというスピリットが実はあるんですよ。どっちかというと、バリバリのビタミンコスメ!っていう印象がありますからね。
なお
ちょっと意外です。
ゆうらく
特に、マイルドなレチニルエステルは浸透力が極めて低いというのはエンビロンも分かっていると思います。もちろんフェルナンデスドクターも。だから、セラム使う前のトーニングなんです。これもマイルドではありますがケミカルピーリング角層を解そうとしています。それに、ローラーの記事でも少し触れたんですが、二―ドリングして吸収されにくいものを深い所へ届けて結果に結び付けようとしています。ソフトピーリングもソフトニードリングもあくまで炎症は最小でというスピリットを貫いていると思います。あと、最近はイオン導入もやってます。
なお
それで、ゆうらくさん、エンビロンは信頼に足るメーカーだと言ってるんですね。
ゆうらく
はい、そうです。むっちゃ高いけれどね。探せば濃いエンビロンを売ってくれるところはありますよ。濃いいの使ってまずいんじゃないのかという心配はあまり要らないですね。あっ、Aブーストとクリアスキンだけは気を付けてください。

5.ピュルボテという選択肢

なお
もっと高いんですよ。それに、もっと買うときのハードルが高いです。でも、実はひとつ持っているんですけど、びっくりするくらいつるつるになります。

ピュールボーテもビタミンAのコスメとしてはかなり有名です。整形いらずの声も聞かれます。
ゆうらく
5番のクリームの成分を見るとビタミンC、E、Aをはじめとして、満載の感じです。よくもまあ、ここまで入れましたねって感じですよ。これも、使ってみようということなんですね。
なお
はい、つながってるサロンもあるので購入は可能です。エンビロンとピュールボーテなんていう究極の比較ですね。
ゆうらく
ピュールボーテに関してはすこし先のリポートになりそうですが、よろしくお願いします。

6.レチノールジャングルを突き進んでおります(笑)

ゆうらく
ゆうらく、実は、国内品があまりに高いのと、もろレチノールっていうのがないので、海外からの個人輸入であれこれ揃えております。少しづつ1200円とかのレチノールを見つけては頼んでいます。結構面白いです。現在は、このレチノールA1%とかいう、もろ名前がレチノールのものを試しています。感覚的にはセラムディピティとかいう匂いのきついのがなかなかつるりとしていていいように思いますが、顔を六等分程度に分割して塗ってみようかと考え中です。下の6種類でエンビロンの高いの一本分程度ですからね。最終的には・・・トゥヴェールのものとブレンドしてオリジナルブレンドセラムが出来ると良いかなと思っています。(笑)

                   

まだまだ、ビタミンジャングルは深く長そうです。もうちょっと進んでいこうと思います。ぜひ皆さんもご一緒に!

ゆうらく&なお 拝

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