ビタミンコスメをあれこれ試して過ごしてきた2020年の締めくくりとして、なおちゃんがエンビロンサロンに通ってみた事は以前の記事でも触れてきました。そのエンビロンサロン通いも、年が明けて1月の18日に5回目となり、先日のコスメトーク会議では、このあたりで1クール、少しダウンタイムをとってみようかと相談中です。今回の記事は、5回を終えての【エンビロンサロンの感想】をいままでのビタミンコスメ使用感とも絡めて(あんまり論理的ではないかもしれませんし、エビデンスや写真をかっちり示してというのでは無いのですが!)ゆうらくとなおちゃんでやりとりした話しをまとめてみました。
エンビロンサロンってかなり大きく変化を感じられる
ゆうらく
通ったのは東横線沿線のとある有名エンビロンサロンです。かなり多くの人に知られているところで、ゆうらくも個人的にブログのフォロワーです(笑)。
なお
どきどきしながら初めていった頃が懐かしい~。で、初回がいちばんレチノール反応が穏やかでしたね。一回目はレチノール反応ほとんど出てないです。
ゆうらく
でも、そこまで、すでにエンビロンのブースト2とか使ってましたよね。それでも、レチノール反応が出たっていう話はサロンいくまで無かったですよね。
なお
エンビロンについては、レサージュというところから、濃度の濃いものを買うことが当時は出来ていて、最初から濃いものを使っちゃっていました。でも、これは大変というような反応は出たことがありませんでしたね。
モイスチャーシリーズはマイルドなレチノールエステルを含みます。ゲルの2クリームの4はその中で最も濃いものです。
ゆうらく
いや~それまでで、ダーマローラーのハリの長いやつでゴリゴリやった時の方が赤みというか腫れがひどいときありましたよ。ちょっと危険だなって感じたくらい。
で、最初に使ったのはCクエンスのクリームの4+でしたっけ、Cクエンスは基本的に刺激の弱めのラインナップだと思うんですけど、+がついてるのがビタミンA入りですよね。保湿成分などお値段高めのものなので、多分保湿とかは良い筈だと思いますが、これはレチノール反応のレの字もなかったですね。
なお
サロンでは、私の肌はCクエンス肌だって言われています。どっちかというと、肌が薄くて弱い方だという事なんです。だから日々のお手入れはレチノールをたくさん使うよりマイルドなほうがいいらしいです。
ゆうらく
確かに、ブースト3は、レチノールのパワーが他のとは格段に違うようで、ホームケアでつけてもレチノール反応が起きましたよね。
なお
はい、きちんと名称を言うと、【フォーカスビブランスシリーズのAブースト3】ですね。自分使いして、ドンとレチノール反応が来ました。これは強いです。
ゆうらく
確かあの時は、ブースト3使いはじめの頃でしたよね。ベルファーレのステムブーストもDFモバイルも使っていて激しいレチノール反応に見舞われたのでした。僕も、どんどんイケイケと煽ってましたからこれはまずいな!と膝が笑いましたよ。結局、本当にどれがレチノール反応のトリガーになったかは分かりません。分かろうとも思いませんけどね、もう一度試してくださいとか、絶対思いません(笑)。
でも、その時にレチノール反応の起き方っていろいろあるのだなと気が付いたのですね。黒ずんだり、肌が毛羽立ったり、紅くなったり、萎びてしまったり。ぺろぺろ皮が剥けるばかりがレチノール反応じゃないんですよね。要するに、いちばん外側の皮膚が乾燥して脱離していくのがレチノール反応だなと理解してますね、今は。
はい、5回目の今回の後もレチノール反応出てますね。(なお)
1月のサロン後の肌とその前の肌です。どちらが乾燥しているかを想像しながら見てください。写真はクリックで拡大できます。
ゆうらく
そうですね。赤みと、萎びてる感じが強めです。今は、少しポツポツも出てるので肌の状態としては悪い時期だと思うのですが、加えてしっかり強い乾燥状態で脱離前の肌がどんどん水気を失っていくプロセスにあると思います。
なお
5回目を超えても、赤みが出てくる、レチノール反応が起きてくるんです。何回か繰り返すことで耐性ができてくるのかと思いましたけど、そうでもないのです。このあたりを指して、私は【Cクエンス肌】なのではないかと納得するところがあります。
ゆうらく
う~ん、どうでしょうか。僕は、逆にダウンタイムをもっと期間として長くとるといいのではないかとも思っています。今のところ、レチノール反応を超えて、肌が凄く良くなったという印象を得られていないとおもうのですが、良くなるのは自分の再生の力を使うわけです。その力を十分発揮させてあげてるかなと思うのですよ。
レチノール反応~回復に必要なのはビタミンC?救世主はピンシマ!
ゆうらく
その、レチノール反応からの回復ですが、サロンでもベルファーレを薦められました。ということは、ビタミンCがいいのではないかと思いました。
なお
でも、
ビタミンCたくさん塗ると乾燥を呼びますから、それよりしっかり
保湿することが大切と思います。
ベルファーレはビタミンCリッチなセラムですが、その中でも、レチノール反応と思われる赤みや痒み、皮むけが出たときに私を救ってくれたベルファーレは、ずばり【EGFセラム】です。ピンク色の縞々模様のものです。ホントに、ピンシマは救世主です・・・あれなしではサロン通いも5回なんて続かなかったと思います。いっとき、皮膚科に行くしかないかという場面でも、おさめてくれたのはピンシマ大人使い(笑)
ゆうらく
なるほど、確かにビタミンCは乾燥を呼びますからね。基本的にビタミンC自体は回復に役立つと思いますので、同時に保湿成分をしっかりとるという点もポイント。そのうえで、ピンシマが効果的ということは、ピンシマのメイン成分によるところが大きいのかな。
なお
ゆうらく
プラセンタエキスやサイタイエキスには多くのペプチドが含まれています。それらの中には、レチノールによってダメージを受けた皮膚の細胞成長を促進(というより新たな細胞で交代させていく感じです)する効果のあるものが入っているようです。つまり、レチノール反応からの復活をアシストする成分なんですね。という事は、ベルファーレはレチノール反応後のダウンタイムをサポートしてくれる救世主(なおちゃん激しく同意)という事になるのでしょうか。もちろん、ベルファーレクロシマに含まれるビタミンCも大切でしょう。ビタミンCはこういう局面では不可欠です。なので、今回は急遽トゥヴェール手作りのR3もお渡ししました。隠れた救世主(笑)。
なお
※R3についてはこちらの記事を参照ください(ピース)。
ゆうらく
ともあれ、エンビロンのビタミンケアが結構、肌を変えようとしてくれるのは確かだっていう実感がありますね。ポイントは、実はダウンタイムに確保する時間の長さ(ひとにより異なると予想)と、ダウンタイムの質ではないかと感じている今日この頃。そこで、今回5回目を終えたなおちゃんには、【しっかりダウンタイムをとってもらう】というミッションをお願いしました。
ビタミンの次・どんな成分に注目?
さて、ここまではビタミンコスメ一辺倒でヘビーユースで来たのですが、レチノール反応からのリカバーという観点で、ベルファーレのEGFにゆうらくの関心が湧き上がってきたのが現在です。実を言うと、ゆうらくはここまでサイタイエキスとかプラセンタエキス、さらにはペプチドに対してもあまり踏み込もうとはしてきませんでした。
ゆうらく
このあたりは、実はなおちゃんは随分前から「プラセンタってどうですか」とか「サイタイエキスってどうですか」って言われてはいたんです。
なお
でも、ペプチドなんて最初はこき下ろしって感じでしたよね。「鶏がらスープ顔に塗ってどうすんのお~」とまで言ってた!
ゆうらく
いや~ごめんなちゃい~。でも、乳酸菌での話を思い出したんですよ。
なお
ゆうらく
乳酸菌飲むときに生きてる乳酸菌を取ることが大切みたいに思ってますよね。
なお
ゆうらく
でも、胃液に出会うところでほとんど死滅しちゃいます。
なお
ゆうらく
小さな瓶の中に生きてる乳酸菌が何億個も入っていてもみんな死んでしまうのですよ。腸の善玉菌を増やそうと思って生の乳酸菌をたくさん飲んでも届かない。
なお
ゆうらく
いんや。意味はある。例えばカルピスって乳酸菌自体は殺菌してあるのでほとんど死滅しています。でも、カルピスは腸の働きをたすける飲料です。糖分が入ってなければ、すんばらしい飲料だと思います。それは、カルピスが生菌によってつくられている間に乳酸菌が作り出している物質がとても腸に良いからなのです。だから、生きている善玉菌を飲むときに生きている善玉菌が作り出した成分が腸に届けば、たとえ乳酸菌が死して腸に届いたとしても意義がないわけじゃないのです。食物繊維だって、ヒトが消化できない成分でありながら有意義なのは食物繊維が腸の善玉菌の栄養分になるからです。じゃあ、食物繊維って何なのか?特別な栄養素なのでしょうか。いえいえ、単に人が消化することが出来ないだけで、それはショ糖とか炭水化物のような糖質・糖類と呼ばれる物質なのです。どこにでもありふれた物質です。乳酸菌飲料も、乳酸菌が作り出したありふれた物質でありながら、腸(腸内細菌)の活動を激変させる物質を含んでいるという事なのです。(プロバイオティクス)
なお
ゆうらく
すっ、すみません。でも、僕は山椒かけたりしませんから・・・じゃなくて、話を戻すと、プラセンタとかさい帯エキスに含まれるペプチドって、元をたどるとアミノ酸が連結して出来てるものなんです。アミノ酸が連結して出来てるのがペプチドです。ペプチドをつくっているアミノ酸はそんなに数が多くはありません。でも、アミノ酸がものすごくたくさん連結して出来ているもの、つまりペプチドがもっともっと長く長くなったものはペプチドではなくてタンパク質って呼ばれるんです。その長~いひもであるタンパク質が揃ってならんで布のような構造体をつくるとそはコラーゲンと呼ばれたりします・・・。つまりですね、ペプチドとタンパク質ってすごく近いんです。だから、プラセンタエキスとか言われても、まあタンパク質の分解生成物だよね、結局・・・と思ってました。どうせタンパク質だからみたいな。
なお
ゆうらく
ところが、最近の話題ですが、コロナバイルスがヒトの細胞に取り付くときにコロナバイルスの表面のスパイク状の(棘状の)タンパク質が重要な役割を果たしているなどという話があちこちでされてますね。これは、タンパク質にはいろいろな種類が存在して、その中には細胞の表面にあるスイッチを入れたり切ったりするようなものがあるのです。タンパク質やペプチドはどれもひとくくりに同じ性質を持つのではなく、それぞれが他の細胞をコントロールするような働きも担っているようなのです。例えば、細胞分裂を促進して新しい細胞を増やすような命令を伝えるようなペプチドがあるわけです。
なお
ゆうらく
そうです。体を、細胞を形つくるのがタンパク質でありながら、その細胞によってつくられて細胞を動かすのもタンパク質というわけなんです。なめちゃあいけないんだよ、鶏がらスープ!ってわけです。いや、ふざけてちゃいけないですね、【ペプチドを有効に使うと皮膚の細胞の働きをアシストすることが出来る】という事、これはこれからのコスメティクスでは極めて重要なポイントになると感じています。ちなみに、PCR法のように特定のたんぱく質を複写的に増産させてコスメをつくる時代になってきているようです。もちろん、植物のエキスでも同じような効果のものがあっても不思議はないですよね。というわけで、ペプチドにフォーカスしてみようかなと考えているところです。
ペプチドやEGFの話は、ちょっと重たいのですが、機会を改めて学びたいと思います。でも、ピンシマが救世主だという事は覚えておいて損はないです。ピンチにはぜひ。
えっ?トレチノイン?
なお
あの~、ゆうらく氏・・・・。実は、その前に、今少しビタミンAに戻ってみたいかもしれない・・・
と、なおちゃんが言うております。何なに?えっ【トレチノイン】?それが出来るのはドクターだけじゃないのかな?史上最強のビタミンAですね・・・アトラという呼び方もあります。それは剥けるぞおおおおお・・・・オバジ君~。ま~、どうしてもというのなら行ってもらいましょう~。でも、先ずはここでしっかりダウンタイムとってください。それでここまでの総括をしてからです!
それではまた~。