ビタミンコスメをめぐるビタミンコスメ・ジャングルディープ記事は10本目(アバウトですが(^^;))。
ここからは、サロン専売のドクターコスメブランドである【ピュールボーテ】の製品を取り上げていきたいと思います。
極めてみたい!ピュールボーテ




(感情的になってる・・・)。それを言うなら「最善か無か」ですよね~メルセデスでしたっけ。



使いたいのはですね・・・・、#3、4、5、6、7、9です!
というわけで、なおちゃんが結びついているサロンで購入してもらいました。ちなみに、後で説明しますけれど、#6と9は同時には使えません。
ピュールボーテのラインナップご紹介
ラインナップを紹介する前に、注目しておきたいのは、ピュールボーテの多くの製品の成分には、共通してキトサン、グルコサミン、エラスチンが最初に列記され含まれていることです。
キトサンとグルコサミン
キトサンはカニやエビの殻を原料とする、人工的な皮膚や神経の再生用(再生医療用)の素材です。キトサンからは薄膜であるフィルムなどもつくられています。このキトサンはグルコサミンという小さな糖類の単位が連なってできています。つまり、グルコサミンが数珠のようにつながるとキトサンになるという関係にあります。
大まかにいうと、人工皮膚になれるような材料であるキトサン、グルコサミンを基本的に含んでいるのがピュールボーテだというわけです。このキトサン、グルコサミンはピュールボーテ独自の成分だという表記がカタログにあります。さらにカタログによると、このキトサン、グルコサミンには乳化作用(水と油を安定的に混合させられる作用です)があるとの事で、キトサン、グルコサミンはピュールボーテの豊富に含まれる多様な成分を均一に混合させる事を支える基材のような働きもあるのではないかと思います。
エラスチン
エラスチンは、私たちの体の「形をつくりそれを維持できる強さを持った繊維状タンパク質=コラーゲン」の核をなす繊維状タンパク質のことを指します。真皮の2~5パーセント程度を占めています。こちらは実際に皮膚を構成する物質であると言えます。
皮膚に近い成分が皮膚表面を覆う
多くのピュールボーテ製品の筆頭成分であるこの三つの物質は、基本的に皮膚と同じか代替しうるような成分だといえるでしょう。ただし、皮膚に入れ替わるとかいう事ではなく、塗布することで皮膚表面をコーティングするように整えてくれるのではないかと考えています。

これに加えてそれぞれの製品に含まれる特徴的な(かつ圧倒的な)成分に注目して見ていきたいと思います。
#1から3まではクレンジング、ピーリング目的です。
#1は通常のクレンジング / GEL REMOVER(除去用のゼリー)
これは、普通のクレンジングゼリーと考えていいと思います。
#2はヒドロキシ酸をもちいたピーリング用のクレンジング
/ BLUE SHAVE WASH(剃り流し)
ピーリングは皮膚表面の角層を溶かして剥いてしまう事です。実際には角層をソフトに溶かす作用程度のようですが、使用感はピリピリする場合があります。ピーリングのための成分は乳酸やグリコール酸と呼ばれる酸で、このブルーシェーブはそれを含みます。一般的にビタミン含有コスメが抱える弱点として、成分が角層の奥へ浸み込みにくいという点があるのですが、ピーリングはそれを解決する方法のひとつです。
ピーリングについての参考記事は以下をご覧ください。
エンビロンのクリアスキンローションは強めのケミカルピーリング
#3はヒドロキシ酸を用いたピーリングに加えて補水保水成分も加えて乾燥しやすい人にも使いやすいようにしたものです。
/ BLUE SHAVE LOTION(剃りと保水)
なおちゃんはこれをチョイス。エンビロンはビタミンなどの成分をしっかり浸透させるために、トーナーによるピーリング、ローラーなどによる二―ドリング、イオン導入の三つの方法を提案していますが、ピュールボーテもピーリング法を用意しているわけです。ピュールボーテのピーリングでは乳酸やグリコール酸を用いています。
上の写真のようにさらりとした液体で、これをコットンなどにしみこませてお肌を拭き洗います。
なおちゃんによると、エンビロンのダーマラックよりは刺激は少ないかな・・・との事でした。
ローラーを使ったニードリングについての関連記事は以下を参照ください。
#4から8は、種、量ともに多く含む直球ビタミンコスメです
ここからが、注目の濃いビタミン製品たちです(特に5~7はどれもビタミンリッチ)。価格もぐっとアップ。主要な成分もあわせてご紹介していきましょう。
#4は保湿成分満載の美容液 CONDITITONIG SERUM
ビタミンはEだけを含むようです。皮膚の細胞の成長を促す成分や、皮膚を構成する成分であるペプチドやセラミドも多く含んでいます。そこに、保湿成分の、プロテオグリカン、ヒアルロン酸を加えています。保湿の力に関してはなおちゃんのリポートを待ちたいと思います。
#5は、ビタミン入りクリーム(乳液)VITAL CREAM
元気いっぱいビタミンクリームです。中からふっくらにというキャッチコピーで売られています。ビタミンは、
ビタミンAが、レチノールとして含まれ、
ビタミンCはVCIPとAPPSとして含まれます。
ビタミンEはトコフェロールやトコフェリルリン酸ナトリウムとして。
他にも多くの機能性成分を含みます。
ゆうらく個人的には45分で効いてくるという引き締め成分のDMAEジメチルアミノエタノール(マッハでシワ取り)が気になります。
#6はトリプルホワイトクリームと銘打っているとおり美白狙いの乳液です。WWW CREAM
ハイドロキノンを含みます。ハイドロキノンは、メラニンをつくらせない&メラノサイトを増やさない美白の成分です。
ビタミンはA、C、E、B5前駆体を含みます。
パッチテストを必要とし、カウンセリング前提の製品です。#7高濃度レチノールでもパッチテスト必須とはしていない中、それを求めるという事が強めの処方であることをうかがわせます。なおちゃんには#7との比較もしてもらいたいです。なお、ハイドロキノンには塗り方のルールがあります。
#7はビタミンAを高濃度で含むスーパービタミンAクリーム
AAA CREAM
もっとも単価が高額、30g28000円です。1g1000円ですね。
消えるオイルと言われるホホバ種子オイルなどの油にビタミンを溶かし込んでいると思います。#7はオイルです。#6は乳液なので水がベース。おそらくオイルベースの方がビタミンの濃度は高められるでしょう。でも、濃いから浸透量も多いいかというとそうでもないはず。6をとるか7をとるか、それは難しい選択です。
AAAオイルについてはなおちゃんにしっかり使ってもらい、効果をリポートしてもらいます。
#9はマスク、#11はマッサージ、#20、21はSP
これらはビタミン製品とはかなり異なった方向性を持っていると思われますので、可能ならビタミン製品の後にリポートと思っています。
しばらく使ってもらって言えることを整理したいとおもっています
さて、ここからは、しばらくなおちゃんにピュールボーテビタミンコスメを使い込んでもらおうと思います。
これと並行して、エンビロンの前に少し触れたトゥヴェール製品をエージングケア目的でゆうらくは使ってみようと思います。ゆうらく初めてのケミカルピーリングにトライします(笑)。ピーリング後にビタミンをがっつりオイルで入れていこうと思います。瞼のシワに効くかなあ~。