酸リンスって何?/ なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(3)

酸リンスって何?

傷み毛再生プロジェクト3回目は【酸リンス】についてお話しようと思います。

前回の記事との間に、ヘアビューロンとレプロナイザーの話が入ってしまったけど、レプロナイザーだけでなおぴょんのハイダメージドヘアをしなやか・やわらかにするのは厳しいな・・・というつながりはありますね、今日はその続きです。

でも、いろいろ試してみて気が付いたのですが、なおぴょんの場合、髪の毛が多いせいかブリーチとか染色とかをしても、表層の髪の毛に隠れている下側の髪の毛は薬剤の影響が少なく、かなり【しなやか・やわらか・まとまり】をキープしていたのです。傷んだ髪をこのレベルにまで戻せないかという目標をもっていろいろな方策を試しているわけです。

今日ご紹介する、石鹸洗浄(シャンプー)と酸リンスですが、ゆうらくが、大丈夫そうな酸をともかくかぶりまくりました!おかげで、これまでの人生で最高のしなやか髪をゲットしています(笑)。でも、誰でも同じになるとは限りません。事実なおぴょんにとってのソリューションは酸リンスと違ったものになっていきます(これは次回の記事になると思いますm〇m)。写真は傷んだ髪の下から現れたしなやか・やわらか・しっとりな髪

はい!「目標は【しなやか・やわらか・まとまり静電気とキューティクルを想像して対処する。」でしたよね!
ビューロン180℃トライアルをゆうらく氏がやって、炭酸をかぶったんですよ。そんな【プラス1】を探そうというわけです。
なお
ゆうらく
そうですね、レプロナイザーだけではサラサラにはなるけれど、しなやか・やわらかというのと違う。加えて静電気っていう問題がありました。で、フィルアップローションとか炭酸水を試してみようと。で、ゆうらくに続いてなおぴょんも叫んだのです!
炭酸水やります!
なお

というわけで炭酸水やったのですよ・・・。

最初の炭酸水トライアル(1回目の炭酸水トライアル)

先ずは、ゆうらくが180℃トライアルやった後に、なおぴょんも勢いよく炭酸かぶってみましたよね

炭酸水を洗面台にためる

あの時は本当にびっくりしました。ペットボトル3本かぶって頭皮もガシガシ洗ったんですよ。流しで(笑)。
そしたら、茶色い液体が出てくる・・・出てきたんです。すごかった。
あまりにもびっくりして、その時の写真がないんです。必死に洗ってました。

そのあともう一度炭酸かぶっても茶色の水は出ませんでした。
茶色の水の正体は何かですが、これは想像でしかありません。
おそらくは、最近受けた縮毛矯正につかった薬剤染色に使った薬剤というところだと思います。

炭酸水だけではしっとり柔らかにならない
↑炭酸をかぶった後にドライヤーで乾かしたもの。

上の写真のように炭酸を使っても、髪の毛はさらさらにはなりますが、見栄えに大きな変化はなく、
しなやか・やわらか・まとまりではありません
傷んだ感じが残っています。
手触りは大きく変わるのですが、
見た目ではボサボサした印象のままです。

ゆうらくには、ちょっと期待外れな結果でした。

結局、レプロナイザー、フィルアップローション、炭酸水
それぞれ単独では

「しなやか・やわらか・まとまりまとまりのある髪」にはならないです。

この時点でゆうらくが考えていたのは、炭酸水が効果を発揮できないのは
髪の毛に積もり積もったコーティング剤のせいではなかろうかということでした。
そこで、洗浄をがっちり行ってから炭酸水を使うことを試すことになりました。

石鹸で洗髪後炭酸水トライアル(2回目の炭酸水トライアル)

炭酸水が髪の毛を柔らかくしてくれるのはおおむね分かっていました。
でも、なおぴょんには効かない

ただサラサラになるだけならドライなほうがいいです。髪の毛の接着効果もある水分は必要ではありません

けれども、しなやか・やわらか・まとまりを求めるとなると、静電気が生じくい湿り気、水分がバランスよく存在することが必要に違いない。
だから単に熱で乾かすのでなく遠赤外線を使うほうが良いだろうし、
保湿成分を与えることも必要に違いない。

そんな見通しで先に進むことにしました。

ここでお断りしておきますが、このような試みは誰にでも同じ結果をもたらすとは限りません。また、その結果が不可逆的、つまり後戻りできない現象であることも十分あります。もしあなたが同じようなことを試みて不可逆的な失敗をしても責任は持てません。その点をご理解いただきたいと思います。実は今回ゆうらくはその事の重みを厳しく感じる展開となりました。(So special thanks for Nao)


第2回石鹸洗髪

トライアルスタート

まず、はじめに石鹸で洗髪をしてもらいました。
髪の毛の表面に付着している油分、薬剤、シリコンなどをとにかく落とさなければ炭酸が効かないであろうと考えたからです。
なんと4回も石鹸で洗髪を行ってもらいました。

これが、実はかなり大きな変化を髪に与えることになりました。
石鹸はアルカリ性です。
このアルカリ性が洗浄とともに髪の毛のキューティクルを開かせたのだとおもいます。
髪の毛は、激しく絡み合い櫛が全く通らない状態となりました。

アルカリ性でキューティクルが開き強い軋みあり

 全体です

クローズアップです。

この状態でドライヤーで髪を乾かすのは極めて危険です。
無理に櫛を入れればキューティクルが剥がれてしまうし、櫛を入れなければ接着した開いたキューティクルのせいで髪の毛が絡まった状態で固定されてしまいかねないです(恐ろしい)。

ここで、すかさず炭酸水リンスです。炭酸水を数本用意してあり、それでリンスしてもらいました。
それで、髪の毛がしなやかに変わると考えていました

石鹸洗髪の最初の二回は泡が立たない感じでした。三回目あたりから泡が立つようになりました。
でも、髪がすごく軋んでバリバリになっていしまいました。キューティクルが剥がれてしまうので櫛は絶対に入れられません
なお
ゆうらく
(この状態で櫛を入れるとキューティクルが剥がれてしまって取り返しのつかないダメージをうけてしまいます。) この状態は僕も確認済みです。で、ここから炭酸水をかぶってもらいます。持ってきたの全部かぶってください。
えっ!
なお
ゆうらく
はい、お願いします。(しかし、すげえ絡み方だな・・・・)コンディショナーも使ってください。そのあとはレプロナイザーに頼りたいと思います。

この後、ゆうらくの予想では、しなやかな髪に近くなると思っていました。しかし・・・(まずい、まずい、これはヤバイ・・・)


炭酸>乾燥後全体フラッシュなしです。


炭酸>乾燥後アップです。フラッシュあり。


炭酸>乾燥後、徐々に乾燥度が上がっていきます。

炭酸水でリンスしてもガシガシバリバリが変わらない!

【しなやか?・やわらか?・まとまり?】いいえ、ガシガシです。柔らかくない・硬いです。

なぜなんだ?炭酸で髪がやられてしまうということはないはず。炭酸は一番弱い酸です。

石鹸!【石鹸のアルカリによるタンパク質変性】が起こってしまったのではないか。

キューティクルの開閉が元に戻らないレベルで起こってしまったのではないか。

石鹸のアルカリ性は確かに測ってみると結構強いのですが、でも元に戻らない程強い変性が起こるだろうか?
石鹸は起こりえます。冷静に考えると。

下の写真は、左【石鹸炭酸前】と、右【石鹸炭酸後】の比較です。【石鹸炭酸後】のほうが髪は硬くて剛直な触り心地です。

残念ながら、この日はこの状態を解決することはできず、弱酸性のモーガンズシャンプーとリンスの組み合わせを毎日続けてもらいうことにして、さらに情報を集めることを約束して終了となってしまいました。なおぴょん、本当にすみませんでした。

酸リンスとは何か

当日の夜から調べてみると(実際のところは分からない状態がかなり長い間続きました)

  • 髪の毛に溜まってしまったものを取り除くのに石鹸は正解。
  • 石鹸で開いたキューティクルを閉じるのは方法としては昔から存在していて「酸リンス」と呼ばれている。
  • 酸リンスとしては、一般的には【クエン酸】が用いられている。

というようなことが分かってきました。

  • 酸が開いたキューティクルを閉じて本来の髪の姿を取り戻す。
  • ただし、傷んだ髪は戻らないので、何かしらを加える必要はある。

そんな情報も得ることが出来ました。

調べている中で、ある動画と本に酸リンスの事が取り上げられていて、それを見る限り、

まだ元に戻らないところまで来てはいないのではないか、

酸としてもう少し強いものを試すのがいいのではないか、

と考え始めました。

情報の中には、クエン酸は低濃度なら洗い流さなくてもよいというような記述もあり、かなり勇気づけられました。

もともと炭酸水を使おうという発想は、一般的な有機酸を使うと固形成分が髪に残り後始末が大変ではないかという考えからでした。もうすこし強い酸性が必要ならすすぎを十分することで対応できるだろうと考えました。

酸を使った髪の毛のコンディショニングを酸リンスといいます。

酸として使えるのは、炭酸、お酢、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸(ビタミンC)、乳酸などです。
この5つは食品であるか食品添加物として経口摂取できるものです。
酒石酸はブドウ果汁に結構な濃度で含まれるので、ゆうらくが自分で試すときにはブドウ果汁でも試しました。

はい、そうです。お酢と乳酸を除いて(おそらく乳酸はすすぎが大変だと予想してやめました。お酢は臭い。)
自分自身でかなり濃い濃度まで試してみることにしたのです。
なんとかなおぴょんの髪をやわらかくしなくては!です。

また、これらと分子量的に近い有機酸には、シュウ酸とギ酸がありますが、刺す虫が注入する酸、かぶれを起こす酸なので絶対に使ってはいけません。
加えて、クエン酸など食用でも、濃いものは、地毛の持っている癖ウエーブを増強する効果があるようです。薄めで使うのが良いです。

グリシンなどのアミノ酸も効果を期待できるものもあると思いましたが、単独で純粋な物質として用意できなかったので試していません。アミノ酸のいくつかは、シャンプーに含まれています。クエン酸もモーガンズシャンプーには(おそらくpH調整用ですが)含まれています。

酸リンスを使用してみて

使用した結果ですが、どれも髪の毛をしなやかにする効果があります。使用量は1リットルに10g以下で試しました(根拠はありませんが)。

手触りは酸リンスした直後の感触で2タイプに分かれました

  • 髪の毛を触ってねっとりした感触で髪の毛が少し太くなったような感じのもの・・・クエン酸、アスコルビン酸
  • 髪の毛が細くなるような感じのもの・・・ブドウ果汁(酒石酸+果糖)、酒石酸

の二種です。

また、毎日のように酸リンスしてたので、どの酸がどんな効果を出すのか区別がつきにくいです。

下は酒石酸低濃度半乾き:櫛通りの抵抗感なし

 

下は酒石酸乾燥状態:しなやか・やわらか

なおぴょんリサーチ

そして、なおぴょんは強い女子でした。

独自に情報収集、ヘアケア製品を探し、その使い方にも工夫をして、
自力でしっとり感を回復しつつありとの報告が飛び込んできました!

次回、救世主現る?。なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(4)に続きます。

【まとめ】酸リンスおすすめは酒石酸

さて、傷み毛再生プロジェクトのゴールへ近づいているのか、まだまだ結論は出ていません。

今回はお話の最後に、まとめておきたいと思います。

  • 石鹸洗髪は洗浄力強いが、アルカリ性ゆえ繰り返すことは避けたい。
  • もし、頭皮を含めて強く洗浄が必要な場合は炭酸水での洗浄を試みるとよい。
  • 石鹸洗髪を行った場合は櫛を通すことなく酸リンスまたは弱酸性のシャンプー洗髪、コンディショニングを行うべき。
    ただし結果は髪の毛のもつダメージにより異なる。
  • 酸リンスは、コスメトークでは「酒石酸リンス」をお勧めします。5g/500mL水程度。

※酸リンスによって肌に炎症が生じるなどの可能性も考えられますが、行うときは自己責任で。コスメトークは一切の責任を負えません。

次回(4)は酸リンスのその後のお話です。それでは。

 

 

 

 

 

 

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