オラプレックスNo.3でのホームケアを2週間使用した結果
この記事は前回のオラプレックスホームケア1週間経過後の続きです。
この2週間で、なおぴょんには髪の毛のお手入れとして、
オラプレックスNo.4シャンプーとNo.5トリートメントで行いながら、
全部で6回No.3を用いてもらいました。
No.3を用いるときは、No.4→3→4→5と行い、アウトバスにはケラスターゼのオレンジ色を用いています。
オラプレックス使用は1月9日から1月23日までで、最後はアウトバスなしで写真を撮らせてもらいました。(アウトバスのない状態でこの2週間で髪の毛自体にどんな変化が得られたかというのを最終評価しようと考えました)
1週間後の写真が絡みついているように見えるのはコーミング不足です。露出が異なってしまっていますので、髪の色調が異なります。それぞれの時期の拡大写真が下です。(今回の写真はクリックすると拡大版をご覧になれます)
おそらく写真の上では1月9日の髪の毛の状態が最もよく見えるのではないでしょうか。
ここまでで、オラプレックスを2週間用いた結果をまとめると
外見上では
『どの時期でも、依然として髪の毛は乾燥していて、
一本一本が分離してまとまりのない状態』であり、
求めていた【しなやか・柔らか・まとまり】のある状態とは
隔たりがあります。
でも、写真に撮ると効果が分からないのですが、手触りはかなり違います。
これは、最初から感じていたことなのですが、オラプレックスは傷んだ髪の成分を結合させて修復、ツヤツヤサラサラにするとアピールしているのですが、
事実、髪の毛は事実ツヤツヤサラサラになっていきます。 加えて、
髪の毛の剛性感があがり強くなっていると感じることが出来ています。
腰はしっかり出てきます。
ただ、やわらかくはならないんですね。
つまり、オラプレックスには直しづらい傷みがあるんですね。
直しづらいのは髪の毛と髪の毛のつながり、髪の毛同士の関係だと思います。
髪の毛同士が身を寄せ合ってまとまるとか、髪の毛同士が結びつくとか、同じカーブを描いて束を作るとか、そういった能力をよみがえらせることが出来ないのです。
例えば、シリコンでコーティングするという方法は髪の毛の表面を改質してくれて、みなさんがご存知の櫛通りだとか、まとまりとか、余分な湿り気を寄せ付けないとか、そういう効果が得られるわけです。でも、表面にべちゃっとついてるだけなので、よく洗うとシリコンはなくなって直る前にもどってしまいます。(実際には残留してビルドアップするのもよくないようです。)
洗っても落ちないような変化を髪の毛の表面に与えられれば、今回短期オラプレックス塗布でも得られなかった状態が得られると考えています。
これは、野生の勘(笑)なんですが、よく疎水化すればいいというような話を聞くんですが、疎水化したら静電気がつらくならないかな~と思ったりします。
これらの事を総合して、この2週間を振り返って以下のようにまとめました。
1.オラプレックスは髪の毛の内部を補修して継続性のある補強をおこなってくれた。
2.2週間の試用では髪の毛と髪の毛の相互的な係わりを変えることはできなかった。
3.髪の毛の相互的な係わりを変えるには表面の構造的な変化(回復)が必要。
傷みが進んでいる髪を再生するには、内部の補修だけでなく、髪の毛表面の補修が必要
そこで、これからは、髪の毛の表面の補修・改質にターゲットを絞って、さらにチャレンジを続けていこうと思います。
しかし、これまでも結構いろいろとチャレンジしてますし、サロンの手助けも借りているというのに、このバリバリは直らない、ホントにいらいらさせられます。思うようになりませんね。
「この製品はこのようなトラブルに効きますよ。」と言っておきながら、はっきりとした使い方が書いてない。そういう製品が溢れていますね~。ネットでブログに書いてあるという免罪符はおかしいです。よしんば、効能をうたえないのが化粧品美容品でも、標準的な使用方法ははっきりとラベルに書くべきではないかなと。ネットを見て初めて500円玉の大きさに取るとか書いてあるのはおかしな話です。「このミストは酸性の製品と併せて用いると髪の毛をギシギシにしてしまう。」などという情報があれば、注意事項としてはっきりと製品と同梱して届けるべきです。それをネット上のQ&Aを検索してようやくたどり着くようなところに書いてあるなんていうのはもっての外と思うのですが・・・。
さて、そうとも言っていられない。
表面をどう補修するか!という問題です。
これが、またいろいろなものがあります。ですが、これまでなおぴょんに試してもらってる中で、結構良さそうだと思われる
DO-Sのシャンプー・トリートメントSPで行こうと思います。
期待の成分としては、γードコサラクトンなのですが、これで髪の毛の表面に過分に炭化水素鎖が出来てしまうと静電気の問題が生じないかと感じているので、量をコントロールしていかなければなと思っています。
特にダメージ用のミストもあるのですが、これは酸性下で使ってみてギシギシになってしまったので、ちょっと置いておき、少し長めに使い込んでみようと思っているのです。(実は本命的に思っています。)先日、酸性のハーバティントといっしょに使って「髪の毛がバリバリになってしまったので、もう切るしかない!」と言われた時には肝を冷やしました。
傷みをはやく直して、ゆうらくと同じハーバティントのシャンプートリートメントでスルスルの毛になれる日が来ることを目指してです。
DO-Sリンクご活用ください。
DOーS公式の楽天ショップは↓
以下は、傷んでいる髪の再生に向けて書いた順の関連記事リストです。
ご覧いただければ幸いです。
レプロナイザー・ヘアビューロンで【サラサラ・ツヤツヤ】な髪
レプロナイザーから酸リンス(シーズン1)
バイオプログラミングのヘアビューロン(ストレート・カール)とレプロナイザーは、遠赤外線の力で、髪の毛の必要とする水分をキープしながら過剰な水分を徹底排除。その威力は、なおぴょんの髪の毛を良い状態にしてくれました。ただし傷んだ髪を補修することはできません。そして、酸リンスの効果に気づいたのち、本格的なヘアケア製品探しがはじまるまで(シーズン1)
*傷んだ縮毛はなおるか?なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(1)
*レプロナイザーの効果 / なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(2)
*酸リンスって何?/ なおぴょん傷み毛再生プロジェクト(3)
*コンディショナーは一本一本にしっかりつける/傷み毛再生PJCT(4)
【しなやか柔らかまとまり】を求めて/傷み毛再生プロジェクト(シーズン2)スタート
本格的なヘアケア製品の試用をはじめました。みなさんおなじみの、モーガンズ、ジョンマスターオーガニック、トゥヴェール(ちょっとマイナーですかねヘアケア分野では)などからオラプレックス、DO-Sと進んでいきます(シーズン2)。どうぞご覧ください。
*ひどく傷んだ髪のヘアケアはトリートメントで【DO-Sの場合】
*オラプレックスホームケアNo.3,4,5チャレンジをスタート
以上