さすがピュールボーテ・やっぱりエンビロン(VCJD11)

ピュールボーテの製品の成分表示を見ると、ビタミンおよびその誘導体がふんだんに含まれています。ゆうらくも、最初にそれを見たときに、いや、これは凄まじいなとびっくりしました。本当にビタミンリッチ、ただものではないな~と感じました。
さて、そのラインナップを二週間にわたり使ってもらったのですが、なおちゃんからどんな感想が出てくるのか。今回は、ピュールボーテインプレッションの前半です。

ピュールボーテラインナップと使用感

ゆうらく
前回、お話しした通り、ピュールボーテラインアップには、おおむね共通して含まれる、ピュールボーテ独自の【キトサンとグルコサミン】があります。これは、塗ると皮膚表面に被膜を形成できるような成分で、それ自体が保湿能力やガードする力を持つようです。ピュールボーテの着け心地の盤石となる成分があるのだぞと考えていいと思います。
そのうえで、まずは、各製品の特徴を僕がまとめて、それの使用感をなおちゃんに説明してもらうという形式ですすめましょうか。
なお
はい、お願いします。最初は#3ですね。洗顔した後は、先ずこれからですね。

左から#3、4、5

#3 BLUE SHAVE LOTION ブルーシェーブローション
ゆうらく
#3BLUE SHAVE LOTIONです。カタログでは【古い角質をふき取り】【保湿とこれに続いて使う美容液の浸透促進=導入】という機能を持った化粧水であるというような表記です。ひと言で言っちゃうとケミカルピーリングです。角質ふき取りを担う成分は「ヒドロキシ酸」だと思われます。面白いなと思ったのはAPPS=ビタミンC誘導体も入ってるんですね。その他には、塗った後、皮膚表面に留まり保湿を担うであろう成分ベールのように皮膚を薄膜で覆うようなイメージでしょう)も多く含みます。
なお
ゆうらく氏から#3はピーリングと聞いていたので、ピリピリくるかなと思ってましたけれど、エンビロンのトーナーにくらべるとはるかにマイルドに感じました。それでも、使用後は角質がほぐれたためか、とてもスッキリします。しっとりというより【さらりとすっきり】した印象です。ホームケアで行く場合、ピュールボーテ製品は二―ドリングやイオン導入はしない前提だと思います。となると、#3は導入に大きな役割を果たすことになりますが、使い心地としては肌を整える効果もしっかり持っていて、それが、すっきりとした使用感につながっているのだと思います。
#4 CONDITIONING SERUM コンディショニングセラム
ゆうらく
#4は【生きてる細胞に届けば浸透力を発揮する】リポソームカプセル封入されたナノ原料を含んでいるということです。成分を見ると、
保湿力に優れた【プロテオグリカンやヒアルロン酸】
細胞の入れ替わり(ターンオーバー)を正常化したり促進する多くの【成長因子と呼ばれる物質やペプチド】
ビタミンC誘導体である【APPS】
水溶性ビタミンE誘導体【TPNA】などを含みます。
ビタミンAは含まれていないですね。
ピュールボーテはビタミンA=レチノールを含めるときは、基本的に油性の成分として混ぜて提供していると思います。#4は油なのか水なのか?というと明確に水ですから、基本は水に溶けやすい成分を含めて水分を供給・保湿ですね。あとで#5や7でも触れますが、水と油両方どりは乳液、油だけはオイルで、ビタミンAは油にがっちり溶かし込むのがピュールボーテですね。

なお
これは、ガチで効果を感じました。保湿効果が抜群だと思います。水にもこだわりを持っているようです。超電解水とか双極水というオリジナルな水を使っているみたいです。で、テクスチャー・手触りですが、これはドロッとしたとろみのある液体となっています。単独でこれ以上の保湿力を持ってるコスメを知りません。大好きなエンビロンのどれも#4の保湿にはかなわないかなと思います。保湿だけ求めるなら#4単体で完結してしまうと思います。さすがピュールボーテと感じました。
#5 VITAL CREAM バイタルクリーム

ゆうらく
さあて、ここからがピュールボーテの中核になってきます。
まずは#5!水溶性保湿成分や皮膚の組織の成長因子や水溶性ビタミンがてんこ盛りに入っているのは#4ゆずりですね。加えて45分でシワを伸ばすといわれてるDMAEも含まれてます。
で、#5はクリーム=乳液ですから、
保湿成分濃厚水溶液油分が混ぜられています。
油性ビタミンEやオリーブオイル、レチノールもおそらく油に溶け込んでいるでしょう。
そこに乳化剤(油と水を混ぜる効果のある成分)が入り、乳化してクリームになっています。
なお
#5を塗ると、パーンと肌に厚みが出てくるんですよ~。ふっくらとする感じを強く感じました。ふっくらでしっかりとした肌になります
ゆうらく
よく、スキンケアでは「ハリとツヤ」っていうじゃないですか。それは感じますか。
なお
#5は、エンビロンで感じていたような「ハリとツヤ」っていうのとは、ちょっと違います。#5で肌はとっても健康的で元気になるように思うのですが、それは「ふっくら・しっかり」っていう感じで「ハリ・ツヤ」というとちょっと違う感じがするんです。
ゆうらく
ほほう~
なお
ホントの事言うと、この二週間、ピュールボーテ3~8を使い続けてきましたけど、二日間だけエンビロンに戻ってます
ゆうらく
えっ?どうしちゃったんですか。

(上記リンクですがエンビロン効果のまとめ的な記事です。ぜひぜひ。)

ゆうらく
エンビロン、まだ余ってるんですか。
なお
あ、いえ、一番のお気に入りのダーマラックローションは使い切ってしまったので、戻ったといっても、Aブーストの3フラウンセラム、で、最後にACEオイルで蓋をしてって・・・もう、速効で「ハリとツヤ」でした。でも、しっかり使い込んでみなくちゃと、すぐにピュールボーテに戻りました。

 
注;現在ダーマラックローションは在庫切れでどこにもないようです。

ゆうらく
オホン!しっかりテスターお願いします(笑)。
でも、おかげで、ピュールボーテとエンビロンの違いってのが分かったのかもしれないですね!
あとですね、ピュールボーテの#5ですが、カタログを見ると非常に興味深いです。というのも、#5では、肌の表面にとどめたいものと浸透させたいものをコントロールしてるというくだりがあるんです。
おそらく、これはゆうらくの予想でしかありませんが、
キトサンとグルコサミンには肌の表面に薄膜状のベールをつくらせて保護
保湿成分は肌の表面にキープ
油性のビタミンは深く浸透させたいという事ではないかと思っています。もともと水溶性の成分は浸透していきにくいですからね、それは無理に浸み込ませないで表面で保湿してもらえばいいと。でも、ターンオーバーを促す成分はがっちり入っていってもらおうという事だと思います。ヒアルロン酸を皮下に潜り込ませようなんてことはやらないですよっていうのは、実は結構理にかなっていて、正しい処方ポリシーではないかと感心しています。
なお
はい、正しいと私も思います。「ふっくら・しっかり」は「ハリとツヤ」と違っているようですが、健康的な肌のありかたなんだなと感じました
ゆうらく
だから、#7のAAAオイルは思いっきり浸み込んだでしょう。
#7 AAA CREAM AAAクリーム
なお
そうなんですよ。これは手触りはがっちりオイルなんですけれど、塗ると、始めはしっとり感を感じます。そのあとぐんぐん浸透していってべとつかなくなるんです。

ゆうらく
消えるオイルですね、いわゆる。オリーブオイルとかも入ってるのでべとついても不思議はないんですけれど不思議にべとつかなくなるんですね~。あと、これはトレチノイン酸というビタミンAでも一番効力の強い形のものが(ノンリアクション型という断り書きがついてますけれど)含まれています。レチノールも含まれていて、敏感な人はレチノール反応が出る可能性がありますね。なおちゃんは、もうかなりのビタミンAを使ってるので出ないかもしれません。ともあれ、ビタミン類を浸透させたかったら油性でオイルで入れるというのが浸透性の確保には大切だと思います。だからエンビロンのACEオイルも、とても浸透性が高いと思います。(エンビロンのACEオイルはビタミンCを油性にして含んでいますが、ピュルボテのAAAはビタミンAとEでCは含みません。そこが違いますね。)
なお
そのAAAオイルで、「ツヤ」も出てきていると思います。顔のアウトラインがふっくらとして、イイ感じです。

ゆうらく
おそらくCは入れると乾燥を呼びますからね。ふっくらとはいかないのでしょう。

注意!これ読んでると、なんだかビタミンCの粉を顔に付けたくなっちゃう人がいるかもと思うんですけどね・・・だって、クリエイトとかで売ってますから。でも、それはダメですよ。ガングロになっちゃいますからね。こんがりと日焼けしたみたいに。それ以外に髪の毛につけてもダメです。色が抜けちゃいます。ゆうらくは意図せず茶髪に・・・

#6 WWW CREAM  WWWクリーム
ゆうらく
先に7にいっちゃってました。#6はハイドロキノンを含む美白クリームです。#5に近い成分処方と思いますが、ビタミンはA、C、Eともに入っています。カウンセリングを必要とする製品です。また、不安定で分解しやすいです。これ、どうでしたか。
なお
なんだか、普通っていう感じがします。ビタミンC入りの場合によく感じるんですけれど、速効性ではなくて続けて使うことで効果が出てくるようなものではないかと思いました。あっ、ただ眼には絶対入れないほうがいいです。ものすごく痛いです。入っちゃって大変でした。
ゆうらく
かなり強い酸性ではないかな~と思います。
#8 PROTECTION CREAM プロテクションクリーム
なお
これはベールをかぶったような、まるでラップを被せたような感じのプロテクションクリームです。ああ、護られてるなって実感できるクリームです。

ゆうらく
これはクリームでもビタミンC誘導体入っていますから、水溶性寄りの製品というわけです。となると、浸透よりカバーです。
#9 MINERAL GEL MASK ミネラルゲルマスク
ゆうらく
一応これも使う予定だったんですが、#6との併用が出来ないのでただいま冷蔵庫にはいっているそうです。ミネラルCa Mgが塩として含まれているのだと推測します。ミネラルは生物を形成する物質を硬くする効果のある成分イオンです。ビタミン、特に酸性のものとは相性が悪いはずです。このあと使用して何か分かったことがあったらお知らせする予定です。

ピュールボーテとは?

ピュールボーテインプレッション、前半のまとめです。

「ハリとツヤ」ではなく健康とふっくら

ピュールボーテの製品カタログで今回試した製品の説明文を見ても「ハリ」という言葉が出てくるのは#4だけです。ピュールボーテは「健康で美しい肌」「ふっくらとした肌」目指しているようです。

角度が異なりますが、左は6月下旬の顔下半分でエンビロンケアがひと区切りついたあたりで、右はその後ピュールボーテのみのケア2週間ほど経過した7月16日の写真です。
 

エンビロンはかなり健康的で透明感のある肌に変わったとゆうらくは感じています。途中、ニードリングが入った時に赤く腫れたような時もありましたが、ひと月程度の継続がかなりの変化をもたらすのだといえます。そして、ピュールボーテに変えて二週間頬のふっくら具合がかなり加わった印象です。

これはエンビロンやピュールボーテに限らないと思いますが、
「やっぱりビタミンを供給することは肌を変える!」
とゆうらくは思います。

さて、ピュールボーテに話を戻しましょう。

肌の表面に留まらせたい成分もある

化粧品成分というと角層を越えて浸透してなんぼというとらえ方があると思いますが、ピュールボーテの特徴として、
「浸透しなくてもよいものは浸透させない」
「浸透させたいものはしっかり浸透させる」
といった使い分けを、各成分に対して企図しているようです。

例えばヒアルロン酸は皮膚内で欠乏することがありますが、それを浸透によって補うのは容易ではありません。特に水溶性の物質は角層から先にはなかなか到達できません。しかし、ヒアルロン酸を干からびてささくれ立った指先に塗ると、ただちに保湿が効いて硬くなった指先が柔らかさを取り戻します。ヒアルロン酸は肌の表面に留まっても十分な効果を発揮してくれているのです。浸透しなくてもいいのです

一方で、ピュールボーテは多種なビタミンを油に溶けた状態で肌に供給し、できるだけ浸透させようとしているようです。油性だからなんでも浸透しやすいというわけではないですが基本的に油性のものは浸透しやすいと言えます。
「浸透させないものもある」ということは、なんでもとりあえず角層を通しちゃおうという【二―ドリング】や、水溶性のものを電気的に導入しようという【イオン導入】の考え方と相反するのではないか?それが、ピュールボーテが正面切って二―ドリングを言わない理由なのではないだろうかと、ゆうらくは想像しているのです。あくまでナチュラルな成分導入を思い描いているのがピュールボーテなのではないかと・・・。

ピュールボーテ VS エンビロン

ここまで、分かりづらい説明もあったかと思うのですが、ピュールボーテもエンビロンも、ビタミンリッチなコスメとして効果を感じられる点では優秀だと思います。
あとは、コストパフォーマンスの違いもありますが、自分にどちらが合っているか?が選択のポイントになると思います。
トーナーで刺激を感じてオーバーナイトで「ハリ・ツヤ」を感じられたほうがいいのか、極上のしっとりを感じながらやがて「ふっくら」な仕上がりに至るのがいいのかを思い描いて使うことが出来たら幸せだとおもいます。

なお
私は、エンビロンですね。
ゆうらく
そうですか、見た目ではなかなかピュールはイイですよ。なおちゃんにはふっくらが似合います(笑)。

さらに使っていきます・順番を変えてみるという試み

ピュールボーテは、もう少し使い続けてもらおうと思います。というのも、ピュールボーテの浸透性のポリシーを考えると、使うときに数字の順番を変えたほうがいいのではないかと感じたからです。この記事を書いている今日、まずはトライしてもらおうと思っているのですが、夜の洗顔後#3のあとに#7、翌朝#5の後に#4という順です。ピーリング後にいちばん浸み込ませたいものをつけてもらおうという試みです。結果は、またしばらく後にご報告しようと思います。

もうひとつ、予告ですが、コスメトークではバイオプログラミングの製品をいろいろ試してみています。今回、ホームケア色の強いキュレイナをつかってもらったら、これが大絶賛なんです。高性能ドライヤー・アイロン・カールのバイオプログラミング製品の中で、キュレイナが狙っているのは一体何か?そんなテーマもトライする予定です。お楽しみに!

 

 

 

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